Animal Welfare(動物福祉)
欧州で定着し、国際的にも知られた概念。一般的には「動物福祉」と訳されています。OIE(国際獣疫事務局)では、以下「5つの自由」が示されています。
- 飢え、乾き及び栄養不良からの自由
- 恐怖及び苦悩からの自由
- 物理的及び熱の不快からの自由
- 苦痛、障害及び疾病からの自由
- 通常の行動様式を発現する自由
Animal Welfare(動物福祉)
欧州で定着し、国際的にも知られた概念。一般的には「動物福祉」と訳されています。OIE(国際獣疫事務局)では、以下「5つの自由」が示されています。
“畜産品のパスポート”
アニマルウェルフェア
畜産先進国欧州では、1960年代に密飼いなどの問題が提起され、アニマルウェルフェアの概念が普及し、現在ではEU指令として飼養管理の方法が規定されており、各国はそれに基づき法令・規則等をそれぞれ定めています。さらに、米国、カナダ、豪州などでも、一部の州では州法による取り組みや生産者団体・関係者が独自にガイドラインを設定するなど、それぞれがアニマルウェルフェアの向上に取り組んでいます。
また、オリンピック・パラリンピックロンドン大会から「持続可能性」が重要な理念として謳われ、東京大会でもその流れは求められています。
アニマルウェルフェアの影響からスロー・グロウスへの取り組みも注目されており、世界の潮流としては「アニマルウェルフェア」は市場流通へのパスポートとなりつつあります。